足跡(あしあと)/Jesus carried you.

≪この詩の背景≫

この詩を生んだのは、神を信頼する心でした。父親に虐待された過去と殺人の前科を持つ男性と、育ちの良い女性が結婚を決意するまでにあった戸惑いの心は、神への信頼によって平安へと導かれたのでした。その信頼の中から、この詩は生まれました。

ある夜、わたしは夢を見た。わたしは、主と共に、なぎさを歩いていた。

暗い夜空に、これまでの私の人生が映し出された。どの光景にも、砂の上に二人分の足跡が残されていた。一つは私の足跡、もう一つは主の足跡であった。これまでの人生の最後の光景が映し出された時、わたしは、砂の上の足跡に目を留めた。そこには一つの足跡しかなかった。

わたしが人生で一番つらく、悲しい時だった。このことがいつもわたしの心を乱していたので、私はその悩みについて主にお尋ねした。

『主よ。わたしがあなたに従うと決心した時、あなたは、全ての道で、わたしと共に歩み、わたしと語り合って下さると約束されました。

それなのに、わたしの人生の一番つらい時、一人分の足跡しかなかったのは何故ですか。一番あなたを必要としていた時に、あなたが、何故、わたしを捨てられたのか、わたしには分かりません。』

主はささやかれた。『わたしの大切な子よ。わたしは、あなたを愛している。あなたを決して捨てたりはしない。ましてや、苦しみや試みの時に、足跡が一つだったのは、わたしがあなたを背負っていたからだ。』

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