カインに付けられたしるしとは?

Q. 創世記4:15に主がカインにしるしをつけたとありますが、どういう意味ですか。

カインはアダムの長男でした。弟は神の言われた通りの捧げものを忠実に捧げましたが、兄は自分の考えで良いと思うものを捧げました。神はアベルを受け入れ、カインは受け入れられなかったので、兄は弟を殺しました。そこで、主はカインを見付ける者が、だれも彼を打ち殺すことのないように、「彼に一つのしるしをつけられた」とあります。

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このしるしが何であるかは知られていません。インドの婦人たちが額につけるような目に見えるものではないでしょう。666というような入れ墨のようなものでもないでしょう。しるしというのは必ずしも目に見えるしるしではありません。「あの人は目を付けられている人」、と言ったりする場合があります。

つまりあの人と関わったら問題になる、呪われるよというようなものでしょうか。殺人者のカインと関わる者は「七倍の復讐を受ける」と言われています。カインが殺人の罪を犯したから殺せとは神はお命じになりませんでした。復讐に復讐で答えるのが人間のすること。神はローマ12:19に「主が言われる。復讐はわたしのすることである。わたし自身が報復する」と書いています。

黙示録を見ると、世の終わりに、神に反逆する者たちは「獣の刻印を受け、神の刑罰を受ける」と書かれています(黙示録13章、14章)。その代りアベルのように忠実な者は、「生ける神の印」を受けるのです。黙示録7章。彼らはキリストの再臨に備えて大いなる患難を通って主を迎える人々で「純潔で、口に偽りのない者で、小羊が行く所へは、どこへでもついて行く」人々です(黙示録7章、14章)。

また、エゼキエル9章には、悪を憎み、嘆き、悪から遠ざかる者は、「しるし」がつけられると言われています。これも見えるしるしではないはずです。(エゼキエル9:4)。